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【ナルト概要】

忍同士が超常的な能力「忍術」「体術」「幻術」「仙術」を駆使して派手な戦いを繰り広げるバトルアクション漫画。

アジア各地の民話や伝承、宗教のオマージュを巧みに取り組んだ世界観の中で、主人公と仲間達の友情、裏切りと復讐、師弟や家族の絆が中心として描かれ、忍の世界とその起源・歴史を含めた重層的なストーリー展開となっている[1]。

中盤以降は、主人公であるうずまきナルトが単に戦いではなく、“対話”と“許し”を以って平和をもたらそうとするなど、“少年漫画らしからぬ”要素も含まれるようになり、読者からの支持が高い「ペイン編」での、「ナルトが師である自来也を殺した敵と対話し、和解する」という描き方は「ある意味でタブー(苦笑)。少年漫画では普通はやらないやり方だった」と作者自らが後年述懐している[2]。

本作の人気は連載当初から順調に伸び、『ONE PIECE』と並ぶ『週刊少年ジャンプ』の看板、国民的人気作品となっていった。2002年からはぴえろ製作のテレビアニメが放送開始され、一部終了後に85話のアニメオリジナルストーリーを挟み、二部からは『NARUTO -ナルト- 疾風伝』というタイトルにリニューアルされている。2012年10月にはアニメ放送10周年を迎え、21世紀にスタートしたアニメで10年以上続いた長寿アニメは、本作が一番乗りとなった。

日本国内にも増して、「忍者」が好まれていた海外では極めて人気が高く、2000年代を代表する『ドラゴンボール』の後継作品として認知されている[3][4]。アニメ放映は80ヵ国以上、ライセンス商品は90ヵ国以上で販売されている。主人公のナルトは「ニューズウィーク日本版」2006年10月18日号の特集「世界が尊敬する日本人100」に架空の人物として唯一選出された。2009年米Yahooの検索ワードランキングで6位につけ、テレビアニメが高視聴率を記録している[5]。中国では動画配信サイトでの再生回数は1週間で2,000万回以上にも達する[6]。

単行本の国内累計発行部数は2019年5月の時点で1億5,300万部を突破している。2019年には46以上の国と地域で発売されており、累計発行部数は9,700万部を記録[7]。ドイツ300万部[8]、タイ540万部[9]、中国750万部、アメリカ1,200万部、フランス1,700万部の売上げを記録し[6]、2019年5月の時点でシリーズ累計発行部数は全世界2億5000万部を突破している[10]。

また、初版最高発行部数は27、31巻の162万部。72巻の初週売上部数は87.4万部で首位を獲得。2010年4月30日に発売された単行本51巻で国内累計発行部数が1億を突破し、同社の中で5作目の国内1億部達成となった[11]。

テレビゲームの『ナルティメットシリーズ』は、世界累計出荷本数2,000万本を記録した[12]。『ナルティメットシリーズ』中の『ナルティメットストームシリーズ』は全世界で1,000万本の出荷本数を記録した[13]。

2014年10月6日には集英社より2014年11月10日発売分の2014年50号をもって連載が終了することが発表され[14][15]、予定通り2014年50号掲載の699話及び700話をもって完結した。

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